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No.002 / 2019.02.17

TOPICS / fashion P.T WORKS&DESIGN のアトリエに行ってきました

「ボロになっても いとおしいモノを作りたい」

主にキャンバス素材や柿渋染めを用いたアイテムを手掛けるP.T WORKS & DESIGN。
「ボロになってもいとおしいモノを作りたい」という信念のもと、富山県のアトリエで一人の女性職人によって手掛けられているバッグブランドです。
雪がちらつく2月某日、アトリエにお邪魔して、バッグ作りやブランドの始まりについてお聞きしました。

閑静な住宅街にあるアトリエへ

到着すると明るくお出迎えしてくださったのはオーナーの釣谷さん。中に入ると笑顔が素敵なスタッフさんと元気いっぱいの釣谷さんの愛犬ジャムも現れました。

呉羽丘陵の閑静な住宅街にある、どこか懐かしい雰囲気の漂うアトリエはもともとは美容院だったそう。
軍モノ好きな釣谷さんの世界観が反映されたアトリエ内は、どこを切り取っても絵になる素敵な空間。

バッグ作り

別注バッグの仕上げの作業を見せていただきました。
縫製が仕上がったバッグの裏地に、ブランドロゴのスタンプを押し、バッグのさりげないポイントとなるレザータグを付ける仕上げの工程。
ミシンのペダルを絶妙な力加減で踏みながら、慎重にゆっくりと進めていきます。

P.T WORKS & DESIGN の始まり

もともとご自身のファッションやライフスタイルのベースであるワークウェア、ミリタリー、アウトドアなど、基本のheavy dutyなものを自分の手で作れることが夢ではないと気づき、導かれるままに厚物縫いの世界へ。
一筋縄では扱えない厚物用ミシンの魅力にもはまり、高額な特殊ミシンを購入するたびに後戻りできなくなりました。
ご自身が持っていたvintageの白いアメリカのTOOL TOTEを手本にキャンバストートを作りはじめ、試行錯誤しながら現在に至るとのこと。
その手本にしていたTOOL TOTEは、釣谷さんがずっと愛用していたことが一目でわかるほどに、リベットの錆びた感じや生地の擦れ、インクがあちこちに。
柿渋染めの経年変化による風合いも相まってとってもかっこよかったです。

裁断と染め

2階では生地の裁断、下の車庫スペースでペイントや染めの作業を行っています。
裁断部屋では様々な種類の生地や定番のツールバッグの型を見せていただきました。

車庫には朝に柿渋染めをしたばかりのバッグがずらり。この天日で乾かす際の紫外線が、良い色を出す重要なカギになるそう。
塗って、乾かして、と多くて3回色を重ねるという手間をかけた大切な作業。
今の寒い時期だと染めだけで1週間かかることもあるのだとか。

※ 売り切れの場合も受注生産いたします。3週間~1カ月ほどでお届けいたします。

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